ぬかオジLabの想い
身体のなかから、ととのえる
ぬかオジLabは、麹屋に勤めるひとりの男から始まりました。
毎日、米と糀と向き合う暮らしのなかで、ふと気づいたことがあります。発酵という営みは、目には見えないほど小さな菌たちが、時間をかけて、静かに、確かに、素材を変えていく――その姿は、わたしたち自身の身体のなかで起きていることと、よく似ているのではないか、と。
腸のなかにも、無数の菌が棲んでいます。彼らが元気でいてくれるかどうかで、肌の調子も、眠りの深さも、こころの揺れ方さえも、ずいぶんと変わってきます。歳を重ねるごとに、そのことを実感する場面が増えてきました。
外側から塗るもので整えることも、もちろん大切です。けれど、本当に変えたいのは、もっと奥のほう。日々口にするもの、毎日繰り返す小さな習慣。そこにこそ、ととのえる鍵があるのではないか。
ぬかオジLabが大切にしているのは、「続けられること」です。
特別な日のためのものではなく、慌ただしい朝にも、疲れて帰った夜にも、無理なく寄り添ってくれるもの。台所のすみに、ただそこにあって、ふと手を伸ばせば、身体がよろこぶもの。そんな存在をつくりたいと思っています。
ぬか床は、日本人が何百年も大切にしてきた、生きた発酵食です。けれど現代の暮らしのなかで、その豊かさはすこしずつ遠のいてしまいました。難しそう、手間がかかりそう、匂いが気になりそう――そんな声を、たくさん聞いてきました。
だからこそ、ぬかオジLabは挑戦しています。むかしながらの知恵と、いまの暮らしのリズム。そのあいだに橋をかけるような商品を、ひとつずつ、ていねいにかたちにしていく。
40代、50代、60代。これからの自分を、もっと愛おしく生きていきたいと願う方々へ。身体のなかから整えていく、しずかな習慣を、一緒に育てていけたら――そう願っています。
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ふと、台所に立つ時間がたのしみになる――そんな小さなヒントを、ゆっくり綴っていますので、よろしければのぞきにいらしてください。
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